買い物帰りはクールにチルアウト。虎ノ門のひんやりスイーツ最新セレクション!
本格的な夏はもう間近。2026年も〈SELECT by BEYCREW’S〉でのショッピング後は、ひんやりスイーツで涼やかなひと時を。ラグジュアリーホテルの宝石のようなかき氷からリッチなソフトクリーム、冷え冷えの新感覚クッキーまで、虎ノ門の最新&名作ひんやりスイーツ5軒をセレクト!
アンダーズ 東京 ペストリーショップ
一流ホテルが手がける“パフェのような”かき氷。

虎ノ門のラグジュアリー ライフスタイルホテル〈アンダーズ 東京〉。その1階にある〈ペストリー ショップ〉は、東京エリアにおけるホテルスイーツの名店の一つ。
この店の指揮をとるのが、2023年12月に20代の若さでシェフパティシエに就任したノルマン・ジュビン氏。スイス出身の彼は、現地の三ツ星レストランや〈パレスホテル東京〉のフレンチ〈エステール〉などで研鑽を積んだ、次世代を担う新鋭だ。
たとえばビーツの色素で鮮やかな赤色に染めたスポンジ生地をレースのように纏わせ、ショコラのムースにビーツやマスカルポーネなどを合わせたスペシャリテ「ビーツ&チョコレートムース」のように、感度の高い素材合わせで就任直後からスイーツファンを魅了している。どこか有機的なデコレーションの美しさも、シェフならではだ。
そして毎年6月から登場し、リピーターを増やし続けているのがその名も「スイーツかき氷」シリーズ。夏メニューとしてかき氷は以前から登場していたけれど、ジュビンシェフが昨年、レシピを一新。素材を幾層にも重ね、味わいのレイヤードを楽しめる“パフェのような”かき氷を目指しているそう。
ラインナップは2種類で、今年は「スイーツかき氷 マンゴー」と「スイーツかき氷 抹茶」。
まばゆいほど色鮮やかで濃厚なマンゴーシロップをかけていただく「スイーツかき氷 マンゴー」は、ココナッツパンナコッタからマンゴープリン、レモングラスを煮出したシロップで作る爽やかなレモングラスゼリー、ザクザクの歯ごたえがアクセントになるクランブル、さらにマンゴーゼリーと氷を重ねて仕上げにマンゴーの果肉をトッピング。ココナッツ香るパンナコッタとマンゴーの一体感、そこにレモングラスの爽やかさが加わり、ひと匙ごとに味わいがエキゾチックに変化する。
もう一つ、グリーンが目にも涼やかな「スイーツかき氷 抹茶」は、抹茶パンナコッタにバニラマスカルポーネクリーム、抹茶ゼリー、抹茶クランブル、さらに氷とホイップクリームを重ねた6層構造に、白玉をオン。表面には抹茶パウダーだけでなく抹茶チョコレートを薄く削って振りかけているひと手間もニクい。
京都・宇治茶の老舗〈丸久小山園〉の上質な抹茶を使用しているので、グリーンの美しさ、香りの豊かさ、苦味の中に宿るまろやかさは格別! パンナコッタやゼリーに仕立てた抹茶そのもののおいしさにうっとりし、バニラマスカルポーネの酸味との相性の良さにため息が漏れる。
うーん、確かにこれはパフェのような醍醐味! “味わいの重なり”の巧みさにスプーンが止まらなくなる、ホテルクオリティのご馳走かき氷だ。
ラ・メゾンジュヴォー 虎ノ門店
プロヴァンス発のメゾンらしい、果汁溢れるグラニテ。

南フランスのプロヴァンスで1948年に創業した〈ラ・メゾンジュヴォー〉。3代に渡り、ファミリーで受け継がれてきた老舗パティスリーだ。
現在、日本では広尾本店とこの虎ノ門店、さらに名古屋と京都の4店舗を展開。南フランスの郷土菓子や季節の生菓子、現地から直送するボンボンショコラなどが揃うが、2019年に初登場し、今やサマーシーズンを飾る恒例メニューとなっているのがグラニテ。
フルーツが豊かに実るプロヴァンスの景色が浮かぶような、季節の果物をふんだんに使ったグラニテで、今年は「桃&ライチ」と「不知火&甘夏みかん」の2種類。
赤桃の果肉のソースにライチと白桃のピューレのスムージーを重ねた「桃&ライチ」は、スムージーのまろやかさと赤桃ソースの酸味のコントラストが心地よく、後味爽やか。
「不知火&甘夏みかん」は、不知火(デコポン)の濃厚な甘みと甘夏のフレッシュな苦味がキリリと利いていて、“柑橘の苦味”好きの男性陣にも人気とか。
どちらも驚くほど果肉がゴロゴロ。お酒呑みなら、思わずジンやリキュールを数的垂らしてオシャレなカクテルにしたくなる…!
涼やかなルックスと瑞々しい喉越しが、灼熱の虎ノ門散策の午後をひんやり冷やしてくれそうだ。
ベイユヴェール虎ノ門店
発酵バターのコクに目を見張る、リッチなソフトクリーム。

1980年創業、フランス西部の小さな町マシュクールの酪農牧場から誕生し、現在はパリを始めフランス各地で展開するフロマジュリー〈beillevaire(ベイユヴェール)〉。代表的アイテムの発酵バターやフロマージュ(チーズ類)、そしてそれらの良質な原料を使った魅力的なオリジナルスイーツが揃う。
中でも世のアイスクリームファンから静かに、かつ熱い視線を集めているのが、発酵バターを使ったソフトクリーム。ミルクベースのクリームに看板商品のフランス産発酵バターをブレンドしたもので、実はこれ、本国フランスでは食べられない日本オリジナルメニュー。
軽やかなミルクベースのソフトクリームに発酵バターの厚みのあるコクが加わり、さらにバターに含まれる微かな塩味が風味の奥にスッと広がる。だから濃厚なコクを楽しみつつも後味はさっぱり。この“塩梅”がいいのだ。
ソフトクリームは定番と季節のフレーバーの常時3種類。まずは入門編としてプレーン(=発酵バターのソフトクリーム)で芳醇なコクを体感し、2度目、3度目はベリーやピスタチオなど季節素材を合わせた限定フレーバーをチェックするのもいい。
食べれば高原の景色が浮かぶリッチなソフトクリームで、つかの間のショートトリップを。
リチュエル 虎ノ門店
喉越しつるり、黄金色に輝く新作プリン。

東京に6店舗展開するブーランジェリー&カフェ〈RITUEL(リチュエル)〉。中でも最大規模の旗艦店である虎ノ門店は、毎朝20種類以上の焼きたてパンを揃え、モーニングからアフタヌーンティー、ディナーや食後のカクテルまで1日を通して楽しめる懐の深い店。
オリジナルスイーツも豊富だが、今年4月に誕生して以来、NO.1の人気となっているのがプリン。日光〈金乃卵〉と低温殺菌牛乳、そしてバニラビーンズをふんだんに使い、湯煎でゆっくり焼き上げたベイクドプリンだ。
〈金乃卵〉は無添加の餌と自然豊かな環境で育った健康優良鶏から生まれる卵であり、鮮やかなオレンジ色の黄身と芳醇なコク、かつ臭みのないさっぱりとした後味が特徴で、多くのパティシエが愛用することで知られるブランド卵。
その名も「金乃卵プリン」は、少しオレンジ色を帯びた黄金色に輝き、きめ細かな生地は口に含むと濃厚な卵のコクとバニラビーンズの甘美な香りが溢れ出る。でも後味にクセはなく、あくまで軽やか。“硬すぎず、柔らかすぎず”なテクスチャーも絶妙。これは…プリン好きを虜にする味!
お土産用にテイクアウトするだけでなく、イートインも可能。卵の滋味でつるんとエナジーチャージ、最高です。
THE STAND fool so good(s)
今夏新登場! クッキー、なのにアイスデザートとは!?

〈リチュエル虎ノ門〉のすぐお隣、グルメホットドッグや色とりどりのドーナツが人気の小さなスタンド、その名も〈THE STAND fool so good(s)〉。
最近はカラースプレーをたっぷりまぶした見た目も楽しいニューフェイス、「リングドーナツ」が話題を呼んでいるが、今年6月、その進化系として初登場したのが夏バージョンの「ひんやりリングクッキー」。その名の通り、なんと冷蔵庫でキンキンに冷やして提供してくれるのだ。
一見同じルックスでも、従来の「リングドーナツ」とは生地のレシピを変えているそうで、「ひんやり〜」は“チュイークッキー”と呼ばれるしっとり食感のソフトクッキー。小麦粉は少なめ、バターをたっぷり使い火を入れ過ぎずに焼き上げた柔らか食感のクッキー生地に、ベリーやピスタチオ風味のフレッシュなクリームをトッピング。だから冷蔵することで生ケーキのようなひんやり食感のスイーツになる。
「ベリー&ベリー」なら、ラズベリーの果汁を練り込んだクッキー生地にジューシーなカシスジャム&ラズベリークリームを重ね、「ピスタチオ&キャラメル」はピスタチオクッキーにピスタチオのクリームとキャラメルというピスタチオの風味がトリプルで広がり、「クッキー&クリーム」はチョコレートクッキーのほろ苦さを冷え冷えのクリームが引き立てる。
クッキーなのにリッチなフルーツケーキやブラウニーを食べているかのような…。うーん、これは新感覚!
テイクアウトして自宅で一度冷凍し、解凍しながらいただくのもアリかも。歩きながら気ままにガブリと楽しめる。ちょっとおてんばなクールデザート、いかがでしょう?























