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FOOD | 2024.2.13

こだわり純度100%のグルメホットドッグ店が誕生!

Photo: Megumi / Text: Yoko Fujimori / Edit: Shigeo Kanno
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ホットドッグ専門店〈THE STAND fool so good(s)〉のホットドッグ
ホットドッグ専門店〈THE STAND fool so good(s)〉のホットドッグ
手前から「MUNCH’S DOG(マンチズ ドッグ)」1188円、「HI! CHEESE!(ハイ!チーズ!)」1296円、「Mrs.MEAT(ミセス ミート)」1728円(すべて税込)。

〈SELECT by BAYCREW’S〉の一画に、2024年2月29日(木)、ホットドッグ専門店〈THE STAND fool so good(s)〉がオープンする。

「Enjoy Cheat Day」をコンセプトに、提供するのはとっておきの“グルメドッグ”。バンズは、歯切れの良さと小麦の風味を追求した自家製ドッグパンを開発。そして神奈川県平塚市の〈Natural Meat lab PURE FARM〉のソーセージ職人、山下三郎さんが手がける無添加ソーセージが味の要となる。

〈PURE FARM〉のソーセージは、塩、砂糖、香辛料のみを使い、添加物は一切不使用。作り手の山下さんは、イタリアやドイツなどで食肉加工を学び、2017年に自身の工房を設立。素材を余すことなく使い切ることを信条に、「環境循環型の食肉加工」を実践する。フランクフルトのスモークに使うピーチウッド(桃の木)のチップも、山梨の桃農家〈宝桃園〉の剪定枝を活用したものだ。

食べるなら健やかで体に優しく、環境にも負荷をかけないものがいい。でも決して気難しくなく、「無心で頬張る楽しさ」があること! そうした〈THE STAND fool so good(s)〉が目指す味わいに、〈PURE FARM〉のソーセージは最高のバディなのだ。その味わいは力強く肉本来の瑞々しさに満ちていて、後味はスッと軽やか。これぞグルメドッグ!

ホットドッグ専門店〈THE STAND fool so good(s)〉のホットドッグ

テイクアウトはオリジナルのパッケージ入り。ホットドッグの原形となったソーセージはドイツで「ダックスフントソーセージ」と呼ばれていたことから、ファニーなダックスフントがキャラクターに。

メニューのひとつで“やみつき”の意味を持つ「MUNCH’S DOG(マンチズ ドッグ)」は、グレーズドーナッツのように砂糖をコーティングしたドッグパンに桃の木で燻製したフランクフルト、ベーコン、メイプルナッツなど“甘じょっぱさのループ”が、まさにやみつきになる味わい。1188円。ドライトマトとオレガノを利かせた粗挽きソーセージにスペイン産ハモンセラーノを載せ、さらに芳醇なトリュフの香味をプラスした欲張りでリッチなおいしさの「Mrs.MEAT(ミセス ミート)」1728円。そして、こちらも桃の木でスモークしたフランクフルトにフェタチーズ、パルミジャーノレッジャーノ、レッドチェダーの3種のチーズを重ねたその名も「HI! CHEESE!(ハイ!チーズ!)」1296円(すべて税込)。

ソーセージ職人・山下三郎さん
〈PURE FARM〉の工房で製造中のソーセージ職人・山下三郎さん。「お店やシェフの要望に合わせて臨機応変に対応できるのが、僕のような小さな工房の良いところかも」。
スモークベーコン
「MUNCH’S DOG(マンチズ ドッグ)」で風味と食感のアクセントとなるスモークベーコン。バーボンの酒樽の木材でスモークに。
ドライトマトの粗挽きソーセージ
山下さんが食肉加工を学んだイタリアの地「シチリア島を思い出しながら作った」という 「ドライトマトの粗挽きソーセージ」。ハモンセラーノ、トリュフと合わせて「Mrs.MEAT(ミセス ミート)」になる。

思えば、当然のように発色剤や保存料が使われている加工肉が大多数の中、東京のど真ん中で気軽に無添加ソーセージのホットドッグを頬張れるのは貴重なこと。ドリンクも、クラフトビールやシードル、クラフトコーラやレモネードなど、素材や製造法にこだわる国内外のブランドの商品を揃え、グルメドッグとのペアリングもバッチリ。 “上質でリッチなチートデイ”が楽しめるスタンドになりそうだ。

ホットドッグ専門店〈THE STAND fool so good(s)〉のホットドッグ