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フォトグラファーの竹内裕二さん
ウォッチ&ジュエリー コンセプターの重住研也さん
CULTURE | 2025.3.11

2025年MLBの開幕戦に向けて。MLBの魅力をフォトグラファーの竹内裕二さんが語る。

全国の野球ファンおよびMLBファンにとって、この3月は特別な季節だ。シカゴ・カブスとロサンゼルス・ドジャースの両者が日本で開幕戦を迎える。ドジャースは、チームの顔である大谷翔平選手、開幕投手候補の山本由伸選手、今季からメジャーに挑戦した佐々木朗希選手の3人が在籍し、一方でカブスには、昨年大活躍の今永昇太選手と、3年2桁本塁打を記録している鈴木誠也選手が在籍する。そんなMLBの魅力を大のMLBファンとして知られる、フォトグラファーの竹内裕二さんに伺った。

Photo: Hiromichi Uchida / Text & Edit: Shigeo Kanno
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フォトグラファーの竹内裕二さん

フォトグラファーの竹内裕二さんは、野球ファンであり、MLBの大ファン。その野球愛は、彼のスタイルにも大きく影響を与えている。

「365日ベースボールキャップですね。毎朝、どれを被るかはその日の気分や会う予定の人のことを考えて選びます。今日は、悩みましたが最近お気に入りのピッツバーグ・パイレーツを選びました」。

とお気に入りのキャップを被ってSELECT by BAYCREW‘S内にある〈THE STAND fool so good(s)〉に訪れた竹内さん。取材前の挨拶をしながらすでにMLBグッズのディプレイに目を奪われている。

「初めて来たのですが、めちゃくちゃ面白いお店ですね。オフィシャルだけど他では買えないコラボものやアイテムが多くてどれから見ようか迷いますね」。

MLBのグラブキーホルダー
グラブキーホルダー8,580円。

まず手に取ったのは、キーホルダータイプのマスコットグラブ。

「ローリングスじゃないですか! 僕は小中高と野球をやっていましたが、やっぱりローリングスは憧れであり、MLBを象徴するブランドなんですよね。“R”のロゴがかっこいい。こっちには、本物のグラブがあるんですね。しかもドジャースカラーっていうのがいい。僕は守備が上手い選手が好きですが、MLBにはとんでもない守備をする選手がゴロゴロいるんですよね」。

ドジャースカラーのグローブ
ドジャースカラーのグローブ47,000円

グラブを手に嵌めながら竹内さんは、MLBの魅力について話してくれた。

「元々、MLBは興味がありました。子供の頃は、今ほど情報量がなかったのでたまにテレビや雑誌で見たりする程度でした。フォトグラファーになって初めて訪れたのが、サンフランシスコ・ジャイアンツの球場です。まだバリー・ボンズが現役で活躍していた時代ですね。球場に足を踏み入れた瞬間に、自分の子供の頃を思い出しました。それは、父親によく連れられて行った広島市民球場のなんとも言えない感動と、興奮が入り混じった少年時代の感覚でした。青年でもおじさんになっても野球少年に戻れるのがアメリカの球場なんです。とにかくみんな楽しいそうで、自由に応援していました。日本では、みんなで応援歌を歌うことがありますが、アメリカは自由。それぞれが自分流で野球と球場を楽しむんです」。

近年は、日本の野球場もアップデートされ、飲食スペースや公園、ホテル併設などいわゆるボールパーク化しているのが、本場アメリカのMLB球場では、昔から遊園地や公園のような雰囲気があるという。

「MLBの球場は、もちろん野球をする場所ではあるけれどあくまでもお客さんが主役なんです、だからエンタメ要素が詰め込まれていて、バッティングセンターがあったり、バーベキュー場があったりするんですね。子供はもちろんペットとの観戦も可能です」。

と話す竹内さんが手にしたのは、MLB仕様のネオン。こちらは、インテリア用に〈THE STAND fool so good(s)〉が特注した販売中のものだ。

ドジャースのネオン
MLBのネオンとパーカー
MLBのオリジナルネオン
好きなチームのロゴと色を選んでオリジナルネオンをオーダー可能。(納品まで最短2ヶ月)。

「ドジャースとヤンキースですね。ロゴもいいし、ボールとかヘルメットもいいですね。サイズを小さめにしているので普通に自宅やアトリエに飾りやすそう」。

MLBのマスコット
マスコット8,800円〜19,800円。
MLBのマスコット
フォトグラファーの竹内裕二さんとMLBのトレーナー
トレーナー26,400円。

店内を歩き回りながら立ち止まったのは、アーティストの長谷川有里さんの作品が並ぶ一角。

「めちゃめちゃ可愛いですね。昭和世代にはたまらない往年の名プレーヤーらしきものやマスコットキャラクターです(笑)。日米レジェンドのトレーナーも面白い。キャップもいろいろありますね。MLBはやっぱりキャップのデザインが魅力的ですからね。名作だらけです」。

MLBのトートバッグとキャップ
トートバッグ13,200円。キャップ5,500円。

ヤンキースファンの竹内さんが試したのはヤンキースのチャンピオンモデルとトートバッグ。

「やっぱり、ヤンキースのロゴは完璧。これ以上のものは2度とデザインできないと断言できます!。せっかくなので、このキャップに持参したスタジャンを合わせて撮影お願いします」

と、とっておきの1着を着用し撮影する竹内さん。

竹内裕二さんの私物のスタジャン
※スタジャンは竹内さん私物

「この背景は、MLBのスタジアムみたいですね。インスタ映えスポットかもしれません(笑)。日本開催のカブス対ドジャースの試合も楽しみで待ちきれませんね。元カープの鈴木誠也選手も出場しますし、しっかり観戦したいと思います!」。

MLBの魅力を知る竹内さんは、MLBグッズが買えるお気に入りのショップの発見に満足そうだった。

〈THE STAND fool so good(s)〉では、MLB日本開幕戦に向けて、通常時よりも豊富なMLB関連アイテムが販売中。また、同ビルのTOKYO NODE GALLERYでは、ドジャース・エクスペリエンス展」(予約制)も3月30日まで開催。

インスタグラム @thestandgram にてお問合せ・通信販売も受け付け中。