SELECT by BAYCREW’Sのキーマンたちに聞く「20の質問」。片山久美子/CITYSHOP コンセプター
本企画『PEOPLE』では、<SELECT by BAYCREW’S>のキーマンたちに20の質問を投げかけ、彼らの好きなモノやコト、リアルな気分を伺います。
今回は、CITYSHOPのコンセプターを務める片山久美子さんのもとへ。
Q1.座右の銘は?
A1.「今日が一番若い」。女性にとって年齢は一つの指標ではあると思うのですが、やりたいことや行きたい場所があれば、今日からでも遅くはない!何でも出来る。そういう気持ちで日々を過ごしています。
Q2.趣味は?
A2.壺収集。集めているものは、国も年代もいろいろ。買い付けで海外を訪れた際にも、古いものを中心に、目に留め続けています。自宅では花を飾ったり、そのまま置いてオブジェにしたり。
Q3.今、ハマっていることは?
A3.地方のR不動産を見ること。金沢の温泉街にある、友人の素敵な山のお家に行った時に「今、私に必要なのはこれ!」と思い、エスケープできる場所を求め、山に建つ古い物件や土地をいろいろとネットで見ています。
Q4.日々の必需品は?
A4.口紅。濃い色が好きで、〈NARS〉のフューシャピンクと赤、〈CHANEL〉の赤の3択。これを塗ると、スイッチが入ります。
Q5.勝負メシは?
A5.海老真薯のお吸い物。
Q6.愛車は?
A6.ブドウ号。子供椅子が乗ったパープルのママチャリです。今では、家族だけでなく、近隣の方々からも「ブドウ号、来た」なんて言われています(笑)
Q7.これから買いたいものは?
A7.〈LEMAIRE〉のコート。
Q8.これから始めたいことは?
A8. 運動、食事、美容と多角的に身体革命です。近頃、老いが止まらず、どこかでスイッチを入れ直さなきゃと思うのですが、なかなか本気になれていなくて。最近、やっと「よし、やろう」と気持ちの準備が整ったところです。
Q9.落ち着く場所は?
A9.家のソファ。
Q10.いちばんの宝物は?
A10.月(つき、娘の名前)。
Q11.休日の過ごし方は?
A11.家族や友達とゆるり。
Q12.センスが良いと思う人は?
A12.Pina Bausch、八万佳奈子(友達)。
Q13.好きな映画は?
A13.『ニューシネマパラダイス』(1988年/ジュゼッペ・トルナトーレ監督/イタリア)。
Q14.好きな写真集は?
A14. 1992年に創刊されたNY発のカルチャー誌『Ray Gun』の作品集『Ray Gun: The Bible of Music and Style』(RIZZOLI NEW YORK刊)。そこに載っているタイポグラフィを着想源に2023年秋冬のシーズンコンセプトを考えました。
Q15.好きな音楽は?
A15.Asgeir / James Blake。
Q16.お気に入りの鉱石は?
A16.トルマリン、青金石、マラカイト、ルビーエピドートなど。宝石になり得る原石は見ていると気分が高まります。
Q17.産休を経て変わったことは?
A17.約8ヶ月間、産休と育休をいただき、その経験を経て、やっと“人間になれた”。そう思うくらいCITYSHOPにすべてを注いでいたので、振り返ってみると出産前は頑張り過ぎていたんだと思います。今は気持ちにもゆとりができて、物事を俯瞰視できるようにもなり、CITYSHOPのチームメンバーにより感謝の念を持って付き合えるようになりました。
Q18.今どこに旅したい?
A18.仕事とプライベートを合わせて年4、5回は渡航します。トルコはジュエリーを探しに、ペルーは商談のため友人のアーティストの元を訪ねたり。どうしても仕事のことが抜けない性格です。だから今、旅したいと思う、ハンガリーとルーマニアも目的は、伝統的な刺繍のクラフトワークが施されたドレスとブラウスの買い付け。「世界のCITYに、まだ見ぬ美しいもの」を探す旅は、まだまだ続きます。
Q19.旅の必需品は?
A19.iPhoneとインスタント味噌汁《あさげ》。気になった“人、もの、こと”があったらパッと写真を撮って記録するためにiPhone! 海外に行くとやっぱり日本食が恋しくなります。アジアンフードを一日1回摂らないと、私の場合、脳が活性化されないんです。それで手軽な《あさげ》は、旅には必須です。
Q20.今、気になるアイテムは?
A20.倉俣史朗の椅子《Sing Sing Sing》が欲しい。山に建つお家にこの椅子を置くのが当面の目標です。