SELECT by BAYCREW’Sのキーマンたちに聞く「20の質問」。松尾忠尚/ジャーナル スタンダード メンズ コンセプター
本企画『PEOPLE』では、<SELECT by BAYCREW’S>のキーマンたちに20の質問を投げかけ、彼らの好きなモノやコト、リアルな気分を伺います。
今回は、ジャーナル スタンダード メンズのコンセプターを務める松尾忠尚さんに話を聞きました。
Q1.座右の銘は?
A1. Think Different。「発想を変える」「モノの見方を変える」という、Apple社の有名なキャッチコピーです。この考え方を、バイイングにおいても、人生においても、大切にしています。
Q2.趣味は?
A2. 冬から5月まではバックカントリーとスノーサーフィン、5月からは登山とトレイルランニングへ、よく出かけます。買い付けたものは、必ず試す。それは当然、アウトドアギアも同じ。お店に並ぶアウトドアギアを、「ただかっこいいだけ」で街の機能服として提案するのは物足りないと感じて、本領を発揮するフィールドではどのようなスペックのものかを身をもって体験するために山へ入るようになり、いつしか山は眺めるものから、遊び場にと変わっていきました。
Q3.今、ハマっていることは?
A3. 旅です。海外の僻地から国内の山まで、「見た事ないものを探すこと」が仕事の一環でもあるので、とにかく新しい刺激を求めて動きまわっています。
SELECT by BAYCREW’Sの店内には、旅を連想させるグランドキャニオンの壁画が描かれています。港区のど真ん中にある虎ノ門ヒルズ ステーションタワーで、アメリカの僻地の文化である、ネイティブアメリカンのジュエリーやチマヨベストを売る。市場価値としても、ハンドクラフトや手仕事を感じる服が高騰する時代なので、その魅力を伝えていきたい。
Q4.日々の必需品は?
A4. 水とコーヒー。それぞれマイボトルに入れて持ち歩いています。
Q5.勝負メシは?
A5.常にカレー。街では、神保町の老舗カレー店〈エチオピア〉。山では、インスタントの
《日清カレーメシ》。
Q6.愛車は?
A6.ジープ・ラングラー アンリミテッド ルビコン。あとは自らの足。10キロくらいの距離なら走って移動することもよくあリます。
Q7.これから買いたいものは?
A7. ダイニングテーブル。フレンチビンテージ系か、幅2メートルくらいある木目を生かした一枚板のものが欲しい。
Q8.これから始めたいことは?
A8. 追われない人生。仕事とか何事も、もう少し腰を落ち着かせて物事を考えたい。
Q9.落ち着く場所は?
A9. 山で過ごしている時か、家の風呂。
Q10.いちばんの宝物は?
A10. 家族や仲間。
Q11.休日の過ごし方は?
A11. 月1,2回は何かしらの目的で山へ行っています。
Q12.センスが良いと思う人は?
A12. たくさんいて、誰とは選べないかな。
Q13.好きな映画は?
A13. 『FARGO』(1996年/ジョエル・コーエン監督/アメリカ)
Q14.好きな写真集は?
A14. 『The Art of Peter Max』(Harry N. Abrams.刊)、『YOSEMITE IN THE SIXTIES』(パタゴニア刊)の2冊。
Q15.好きな音楽は?
A15. ジャンル問わず聴きますが、ブリストル系、オルタナは特に好き。
Q16.「山遊び」はあなたにとってどんな存在?
A16.ライフワークです。
Q17.新に挑戦したいレジャーは?
A17.行きは登山、帰りは川下りを楽しむ、パックラフト 。今年の夏か、人生の節目となる50歳を迎える来年にはデビューしたい。
Q18.今お気に入りのアウトドアギアは?
A18.〈ゲンテンスティック〉の BIG FISH OUTLINE CORE。雪山を登って、滑って降りてくる。そんな時に活躍するスノーボード。木目を利用した、デザインが気に入っています。
Q19.最近は自分のどこを磨いている?
A19.飽くなき好奇心。写真や報道だけではわからない、現地に行かなければ感じられないものがある。山も同じ。登らないとわからない景色がある。だから好奇心は持ち続けたいし、その気持ちに素直でいたい。もう49歳だけど、体力を言い訳にしたくはない。だから走る。そして、心も若く。心身ともに錆びないようにしたい。
Q20.衣食住で心がけていることは?
A20.自分にとって快適で、楽しく思えること。