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高瀬真奈さん
PEOPLE | 2023.12.21

SELECT by BAYCREW’Sのキーマンたちに聞く「20の質問」。丸山智博/シェルシュ代表

本企画『PEOPLE』では、<SELECT by BAYCREW’S>のキーマンたちに20の質問を投げかけ、彼らの好きなモノやコト、リアルな気分を伺います。

今回は、<SELECT by BAYCREW’S>に登場する〈リチュエル〉の新メニュー開発にも携わる、料理人の丸山智博さんです。

Photo: Hiromichi Uchida / Text: Keiichiro Miyata / Edit: Shigeo Kanno
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丸山智博 シェルシュ代表 インタビュー
丸山智博 シェルシュ代表 インタビュー
丸山智博 シェルシュ代表 インタビュー

Q1. 座右の銘は?             
A1. You are what you eat.(あなたは食べたものでできている)。食はカラダにとって需要な選択であり、それを通してのさまざまな食体験が人生を豊かにする、ということわざです。

Q2. 趣味は?                
A2. 写真です。料理の記録をきっかけにはじめて、今は風景や街のスナップ写真も撮影しています。

Q3. 今、ハマっていることは?
A3. クラシックフレンチと中東料理。オニオングラタンスープや鴨のコンフィといったクラシックフレンチのエッセンスは、<SELECT by BAYCREW’S>の〈リチュエル〉の新メニューでも味わうことができます。中東料理はまだまだ探求したい分野なので、いつかイスラエル、レバノン、ギリシャを旅しながらレストランを巡りたい。

Q4. 日々の必需品は?         
A4. 〈ソニー〉のデジタルカメラ《RX1R》。手軽に持ち歩けるコンパクトカメラなので、国内外どこへ行く時もバッグに入れています。

丸山智博 シェルシュ代表のデジタルカメラ ソニー《RX1R》

Q5. 勝負メシは?             
A5. 勝負メシかぁ……、うちの会社が“勝負していくメニュー”という意味でいえば、〈LANTERNE〉の唐揚げ(税込800円)。海外に出店することがあれば、おろしポン酢の唐揚げを看板メニューにしようと思っているので、それかな。

〈LANTERNE〉の唐揚げ(税込800円)

Q6. 愛車は?                  
A6. 4人乗りのオープンカーに憧れがあって、スウェーデンの自動車〈サーブ・900〉を約1年半前に購入。

4人乗りのオープンカー スウェーデンの自動車〈サーブ・900〉

Q7. これから買いたいものは?
A7. ドイツメーカー〈Eichenlaub〉のカトラリー。

Q8. これから始めたいことは?
A8. 動画撮影。

Q9. 落ち着く場所は?
A9. 東北沢に出店した居酒屋〈ごらく〉のカウンター。

Q10. いちばんの宝物は?       
A10. 妻です。服飾関係の仕事をしているんですが、食材やスパイスの目利きも良くて、僕が教わることもあります。

Q11. 休日の過ごし方は?
A11. 美術館、カメラ屋、レストラン。

Q12. センスが良いと思う人は?
A12. Frederik Bille Brahe(Atelier September)

Q13. 好きな映画は?
A13. ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年/ジム・ジャームッシュ監督/アメリカ)。

Q14. 好きな写真集は?         
A14. Wild Flowers(写真ジョエル・マイロウィッツ、Damiani Editore刊)。その色彩感覚は、テーブルをスタイリングする際にも生きています。

Wild Flowers(写真ジョエル・マイロウィッツ、Damiani Editore刊)写真集

Q15. 好きな音楽は?
A15. んー、音楽は大好きですが、一つに絞れません。

Q16. 好きなお酒は?
A16. ワインと、最近は焼酎も。ちなみに焼酎は、新しい世代が作っている焼酎がちらほら出てきているので味わいもエチケットのデザインも新鮮で常々探しています。

Q17. 注目している陶芸家(作家)は?
A17. 陶芸家・河合竜彦さんのお皿。〈メゾンサンカントサンク〉でも使っています。土っぽい質感の器や、色のある陶器も好きですが、ヨーロピアンなムードで、仕上げの美しい作風が気に入っています。

陶芸家・河合竜彦さんのお皿

Q18. 食文化が刺激的な国(街)は?  
A18. まだ訪れたことがないんですが、イスラエルのテルアビブ。仕事柄、よくヨーロッパへ出張に行くんですが、毎日がファインダイニングだと胃が疲れてしまうんですよね。そこで、よく行くのが中東レストラン。手軽、かつ気軽に食べられて、野菜中心のメニューが充実しているから国籍も関係なく楽しめる。食文化として、とても刺激を感じています。

Q19. 衣食住で心がけていることは?
A19. 歳を重ねて自分が心地よく感じるツボが分かってきて、今は長く大切に使えるものを身の回りに置いています。それは居住スペースだけでなく、衣類や食事も同じ。ただ、凝り固まりすぎず、たまには自分がワクワクするようなものにも手を出してみる、というチャレンジ精神も大事にしています。

Q20. 今、食を通じて発信したいことは?
A20. レストランに訪れた時だけでなく、家での食事も楽しんでもらえるように器も販売する〈AELU〉を作りました。器ひとつで、日々の作業になっていた炊事が楽しみながらできるようになったり、キッチンがパパも活躍する場に変わったり。それはお店で提供する料理やワインだけでなく、家具や雑貨などの空間作りまで、さまざまなきっかけになる食体験をこれからも広めていきたい。