Herringbone Footwearスタッフに聞く、女性のためのスニーカーQ&A。
SELECT by BAYCREW’S の一角にあるHerringbone Footwearでは、約20ブランドのシューズをユニセックスで取り扱っている。各バリエーションも充実し、マニアならずともスニーカーに不慣れな女性でも気軽に相談できるスタッフが在中。今回は、意外と知らないスニーカーへの疑問をスタッフの内橋さんに伺った。
Q1.気取らずにさり気なく履けるベーシックな一足は?
A1.<ナイキ>の《エアフォース1》です。世界中にさまざまなスニーカーが溢れていますが、《エアフォース1》は、それらの中でも特に知名度が高くて、ファンが多いモデルです。ベーシックな白と黒があれば毎日のコーディネートに困ることはほぼありません。私も白黒は持っていてリピート買いしています。
Q2.足元が主役にもなるような個性的な一足は?
A2.<アディダス>のコート系(テニスなどの競技用シューズを元に作られたモデル)はいかがでしょうか? 色のバリエーションが豊富なので、自分の作りたいスタイルに合わせてコーディネートできるのが魅力です。Herringbone Footwearでは、《ガゼル》や《サンバ》など<アディダス>ではお馴染みのモデルが多数揃います。
Q3.お洒落はもちろん、アクティブにも街履きできる一足は?
A3.サロモンがお薦めですね。サロモンは、フランスのアウトドアブランドで実は、1947年創業という歴史のあるブランドなんです。履き心地も良くてお洒落さもあります。ここ最近では、<MM6>や<コム デ ギャルソン>とのコラボでも話題になりました。ソールの形状も特徴的で、歩行時にしっかりと踏み込める安定性も抜群です。
Q4.スニーカーの汚れ対策はどうすればよいですか?
A4.水洗いは可能ですが、どうしてもダメージが否めません。ですので、お薦めしているのはこまめなケアです。まず、スニーカーを購入したらあらかじめ撥水スプレーをかけます。そうすることで、雨水以外にも汚れに強くなります。そして、履いたあとには軽く布で拭いて乾かすことが重要です。また、ゴアテックス仕様のモデルなら通常のスニーカーよりも防水度が高まります。さらに、長期で履かない場合にはスニーカーの型崩れが心配なのでシューキーパーを、匂いが気になる方には、消臭パウダーもお薦めですね。丁寧にケアすればお気に入りの一足を長く履くことが可能です。
Q5.スニーカーのコーディネートに迷うのですが、合わせ方のコツを教えてください。
A5.いろいろなコーディネートの方法がありますが、ひとつの例としてご紹介します。例えば、太いパンツには、ボリュームのあるスニーカーを合わせます。パンツ丈はワンクッションぐらい。逆に細めのパンツには、すっきりした形のスニーカーがお薦めです。また、ロングスカートにはハイカットスニーカーという組み合わせも有りです。他に、白いワンピース白スニーカーというような配色もお薦めですね。ちなみに、デンマークブランドの<セシリー バンセン>のコラボスニーカーや着こなしスタイルもトレンドとして参考になります。
Q6.靴下の合わせ方はどうすればいいですか?
A6.好みもあるかと思いますが、ひとつは色味のある靴下を合わせるコーディネートです。パンツの裾からチラッと見えた時にお洒落感が出ますね。一方で、あえてパンツと同系色のシースルー素材やレースのタイツを合わせるのも有りです。オーソドックスな合わせ方としては、ルーズソックスのようなタイプをクシュっと弛ませて穿くのもいいですね。
Q7.日本ブランドの魅力は何ですか?
A7. Herringbone Footwearでは、<ミズノ>と<アシックス>を取り扱っていますが、一番の魅力は、やはり多くの日本人の足型に合いやすいことですね。日本人の足型を長い間研究していると思いますので、そこは強みですね。以前に、<ミズノ>本社で歴史やイノベーションを学ばせていただいたのですが、シューズ1足へのこだわりや信念がすごいと感じました。スニーカーの形状から仕上がりまで本当に緻密に計算されていて感動しました。<ミズノ>も<アシックス>も海外でも非常に人気のあるスニーカーなのでぜひ、一度は、体感していただきたいです。